quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

エレベータで開のボタンを押して「どうぞ」を止めて

これをやられると、ボタンを押している人のすぐ後ろに居る人は最後まで出られなくなる。たまに、両側でこれをやられてしまうと、とんでもないことになる。特に太った人がやってくれると、、、。


エレベータの扉が開いたときに、自分はエレベータの中に留まって「開く」のボタンを押して、他の人を先に出させる自己犠牲的行為、これは既に70年代には米国で当たり前のように行われており、初めて目の当たりにした際は、「さすがキリスト教的自己犠牲が根付いている国だけのことはある」と感じいったものだ。
しかし、日本でそれも、混んでいるエレベータでこれをやられると、人の出入りする早さもずっと遅くなるし、本来、さっと出られるはずだった、入り口付近の人が「自己犠牲のフリをする人」に邪魔されて最後まで出られないのだ。
こういうフェイク自己犠牲は日本では必要ないと思う。何もしないとピストルで撃たれるリスクのあるような国でのみ、意味があるのだと思う。


(メモ)少し前に『鞄は前にを止めて』の話を書いたので第二弾。