quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

靴を逆さに被った男性のブログ

十年くらい前に愛読していたのだけれど、突然無くなってしまい、途方に暮れていた。タイトルくらい覚えておけばよかったと後悔した。本日、ついに発見。楽天に消されたのだそうだ。確かに、各社の新聞記事をペタペタ貼っており、その点に関してアンチから突っ込まれ出していたのを確かに覚えている。発見のきっかけは、イノシシが泳いで離島までたどり着いて農作物を荒らしていると言うニュースを聞き、「イノシシ 泳ぎ 長距離」で検索したところ、「水死する京都のイノシシと、島へ泳ぎ渡る天草のイノシシ - livedoor Blog」と言う2017年の記事がひっかかり、そのタイトル画像があの、「靴を逆さに被った西洋人」だったのだ。
新ブログは、


坂本馨の組長と呼ばれる愛隣保育園長・キャシャーン
2003年に楽天ブログを始めまして、230万アクセス達成した2012年8月29日をもって終了となりました。そして、翌30日から、こちらのライブドアブログを始めました。転載、引用、批判全て自由です。事前承諾も不要です。

と言うことらしい。十年ほど前、自分を目覚めさせてくれたありがたいブログである。

どういう風に目覚めさせてくれたかと言うと:
今から40年以上前、中学校(新潟大学附属)のときに慕っていた数学の金子博先生はよく、「強制連行されてきて差別されながら生きてきた人々は反社会的でも仕方がないのではないだろうか」とおっしゃっていた。「金嬉老事件」の凶悪犯についても「差別され続けていたのだから仕方がない」と、何かにつけ擁護していた。また、「民族の溝はそんなに簡単に埋まるものではない」とも言っておられたので、もしかすると在日であられたのか、と思ったが、当時、聞けるわけもなく時が過ぎ、音信も無くなった(二十年くらいは年賀状のやりとりがあった)。
数年前までは、そうなんだ日本が悪いんだ、と納得していたが、上記のブログを拝見し、産経新聞のさまざまな記事に触れて数年、今は、ふつふつと、はらわたが煮えくり返る思いである。もちろん、件の金子先生に個人的に恨みがあるわけではなく、立派な先生であったと思うし、今も敬愛している。ただそういう風にずっと思い込まされてきたこと(これは自分だけでなく、多くの日本人がそうだと思う)について腹が立つのだ。