2006-12-12 北朝鮮 警察庁「治安の回顧と展望」 読売(12日)「警察庁の「治安展望」、北朝鮮によるテロの危険性指摘」 テロを含めた各種の対日有害活動を行う恐れが十分ある 直接または朝鮮総連などを介した諸工作を活発に展開するとみられる 工作活動に対する情報収集と取り締まりの強化が必要 朝日(12日)「警察庁、「北朝鮮は深刻な脅威」と指摘」 弾道ミサイルの発射や地下核実験の実施を踏まえて「深刻な脅威」 これらの開発には日本の技術が流出している恐れがあり、不正輸出に対する「厳正な取り締まりを一層推進」 技術流出は、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下団体の「在日本朝鮮人科学技術協会(科協)」関係者への捜索結果などから指摘 不正輸出事件の捜査に対しては拉致問題とともに北朝鮮が強く反発 対日有害活動を敢行する恐れが十分にある 産経(11日)「北の対日活動に重点 警察庁の治安展望」 テロを含めた各種の対日有害活動を敢行するおそれが十分にある 大量破壊兵器の対北不正輸出や、拉致事件の全容解明に向けた取り組みを一層推進 北朝鮮向けのラジオ放送「しおかぜ」に対し、5月ごろから確認されている妨害電波についても、北朝鮮による妨害工作とみられると指摘 拉致の可能性が否定できない失踪者を調査している「特定失踪者問題調査会」による 北朝鮮は、「拉致問題は解決済み」との主張を崩さず、 今後も対日非難を継続し、(日本支配時代の)『過去の清算』を最優先させた国交正常化への協力 朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の活動に対する理解の獲得を企図 直接、間接工作を活発化する 毎日(12日)「警察庁:北朝鮮テロのおそれ「治安の回顧と展望」で指摘」 テロを含めた各種の対日有害活動を敢行するおそれが十分ある 国内の警戒警備を強化 技術的な必要から複数回実施するのが一般的との見方もあり、再度行う可能性は否定できない 今年10月の核実験 2月の第1回日朝包括並行協議を「いずれの協議でも具体的な進展はなかった」と評価 北朝鮮による対日工作 ラジオ放送「しおかぜ」に対して5月ごろから妨害電波を発信しているとみられることなどを例示 北朝鮮による拉致の可能性のある行方不明者を調査する特定失踪(しっそう)者問題調査会が北朝鮮向けに行っている