quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

扶養義務3

義母の扶養義務について考えている。決して扶養したくないわけではなく、どこまでやるべきかを考えている。現在住んでいる家の固定資産税は全額自分が払っているので、実は既に扶養しているのだ。
最近、いろいろ調べて扶養義務は「直系&兄弟」にしか発生せず、三親等以内の親族に回ってくるのは特例に限ることがわかり、ちょっと安心していたが、落ち着いて考えると「義母の直系(親)は既に無く、子供もおらず、そして兄弟は全員後期高齢者」と言う現状に気が付いてはっとした。「特例」どころではなく、既に三親等以内の親族しかいないのだ。あと数年で二人のご兄弟がお亡くなりになれば、三親等の甥姪だけになる。数えてみると男女合わせて八名いたのだが、うち一名は既に亡くなり、そして義母が頼りにしているのは二人の甥だけである。
そうなると「血族の甥」と自分との比較になってしまう。そして、血族の甥が、姻族であるquadratureにたいして上位のポジションにいるなどとは、民法は一言も言っていないのだ。

まあ、年金も潤沢に出ている(自分の厚生年金とQuadratureが手続きした亡父の遺族年金)し、亡父の貯金(800万)も全額渡したし、また上述したように住居代も自分が固定資産税を払っているので、結局気になるのは、金銭的な面でなく何かあったときの「責任」であろう。実際、数か月前に電話代滞納で、NTTから契約解除・回線切断されてしまい、新幹線代と宿泊代をかけて、はるばる実家に行き、再契約(未納分支払と手続きのための住民票等取得)を手伝うはめになった。「甥御さんが見に来て下さったときにご相談しなかったの?」と聞いてみると「そんなことまで甥に言えない」と言う返事。quadratureを下男だと思っているのだ。

しかし落ち着いて考えてみれば、あまり頼りにしてくれてなくてありがたいと言えばありがたい。

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