生産性が低いから便利なのだ~
コンビニや小売店で、ちょっと混んで来ると、すぐ別の店員が飛んで来てくれて笑顔で、「申し訳ありません。お待たせしました~」と列をさばいてくれる。
こんなのは日本だけだ。
ヨーロッパ、ドイツでもフィンランドでもスェーデンでも、どんなに行列ができようが、小売店の店員は急ぎもせず、無愛想に(これは余計な偏見か、、、)マイペースでレジを打ち続ける。特にフィンランドに行ったときは、小売店がワンオペで昼休みは閉店、と言う携帯ショップがあって仰天した。ただ、閉店でもドアは開けっぱなし、と言う治安の良さは日本以上であったが、、、。
日本も、コンビニの余剰店員減らしたら、日本の生産性は2倍に上がるだろう。でもそんなこと止めて欲しいよね。だから今日も、店員さんに迷惑かけないようにnanacoでさっと支払、万が一店員さんが失敗しても文句なんか絶対に言わない。
(後記)6/10週プレNEWS(NEWS TOP>ニュース>政治・国際>モーリーロバートソン(2019年06月10日)
ハーバードで見た「格差超大国アメリカ」の強烈な光と影
80年代にロナルド・レーガン大統領が新自由主義的な政策を取り入れて以来、アメリカではスーパーリッチがさらに富んでいく一方、中産階級は没落し、社会の平均値はグッと下がりました。
- 飲食店やホテルでサービス業に従事する現場の人々は、デフォルトのサービスのレベルを上げるより、あらゆる仕事で客からチップを受け取ることにしかインセンティブが働かない
- 日本社会の"護送船団"的なやり方は、システムの改革やイノベーションを阻害するなど問題も多いものの、社会全体の平均値を上げていることは間違いない。
- アメリカ人の僕でさえ、日本に慣れてしまった以上、あの国で生きていくことは選べない(自分がスーパーリッチなら別かもしれませんが)。
- 天才的な個を育ててこなかったことは、今後も日本に大いなる欠落をもたらすでしょう。
- しかし一方で、ボトムアップに注力して隅々まで心地よい社会をつくり上げたのは、それはそれでものすごいこと。
- この異常なまでの「社会のQOL」自体、日本の商品になるのではないか...。