quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

日本のイノベーション

文○省のお役人がCOIだとか言うのを宣伝しに来た。「私がこのシステム作りました、いいでしょう」。
さきがけとかクレストをパクって、イノベーション版にしました、みたいな。こういう風に立ち上げて行くのか、と納得。
人員配置を示したパワポがアドバイザーとか居て、まさにパクリそのものだった。こういう露骨なのも逆にわかりやすくていいかも、と思った。頑張れ文○省。



ところで、日本の企業によくある「中央研究所」と言うのは一般名詞的(となるくらい日本に多い)であることが日経に書いてあった。
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/82833017.html
「国の文化・風土で変わる"得意な"イノベーションスタイル」
ベンチャーキャピタルは日本ではムリ。よくぞ言い切った。要点は、(日本の場合)元本保証でない投資や、転職は嫌われるので、無理ということ。逆に、株主・会社・従業員が短期利益を求めないから企業主導でOKとのこと。一点だけ未解決なのが、生産ライン側と中央研究所の間に「死の谷」があって研究成果を活かせないとのこと。
筆者の波頭亮さんはとても分かりやすく読みやすい文を書かれる。手本にしたい。
ついでに青い光の人にも何か言ってやって。