quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

電車のなかでしゃべり続ける男性

表題のコト自体は良くある話なのだが、今日、O駅から乗って来た男性は、新顔で、乗車するやいなや「感染者いない? ホントにいない? 大丈夫?」と言い続け、その後も、「007の黄金銃を持つ男」に出てくるニックと言う俳優の話や、今回のコロナウィルスはCIAの陰謀だ、とか、ただ、彼はこの陰謀は肯定的な意味で使っていて、共産主義を倒すために必要だ、とか、今度は、電車のつり広告をみて、「森高せんり(千里=ちさと)が二人も居る!」(確かに二つの画像が、、、)とか、しばらくして席が空くと、ケータイを取り出して演歌を流して見たり、、、

電車の中でで、静かな、聴きやすい声で、えんえんとしゃべり続ける。良く居るようないわゆる「怒ったオッサン」ではない。何だか聞き覚えのある話しっぷりと言うか、もはや話芸だと思ったら、あの、途切れないしゃべり方は、昔ながらの漫才そのものである。もしかして、昔、芸人だった方なのだろうか。何かの事情で相方を失ったとか、ついに売れずに退いたとか、、、。しかし、たとえ売れずともまじめにやっていれば、寄席の定期出演とイベントなどの司会業で喰って行けるのではないだろうか。そうするとやはり何かの事情でコケてしまったのだろうか、、、、。

風貌は石立鉄男と愛川欣也(キンキン)を合わせたような感じで。面白かったのでY駅で下車後、窓の外からでも写真を撮ろうかと思っていたら、、「俺はこれから競馬に行くからな」と言いながらY駅で降りてしまった。ホントに行くのだろうか、どうやって?

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