quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

やっぱり北朝鮮とズブズブだったマレーシア?

空港で毒薬テロ殺人が起こった直後には、確かに「遺体は北朝鮮へすぐに引き渡す」と言っていたマレーシアが、いつの間にか、北朝鮮を非難したりしているのでおかしいと思っていたら、やはりズブズブで、非難は単なる隠れミノらしい。
以下、BLOGOS(新潮社フォーサイト2017年03月10日)「金正男暗殺」と「マレーシアの闇」(上)北朝鮮「武器貿易」の拠点 - 竹田いさみ(獨協大学国語学部教授、上智大院国際関係論修了) より、

まず、マレーシアの態度が上に述べたように、対北朝鮮の態度がちぐはぐで、問題解決に対して全く迅速でなかったらしい。
それを、7つの「ちぐはぐな対応」と解説している。
1.両国とも殺害を公式確認せず、2.DNS鑑定せず、3.防犯カメラ映像の公表はシンガポールが先、4.工作員の逃亡報道もシンガポールが先、5.支援容疑者をあっさり釈放、6.現場検証は1週間後、7.VXガスの検証は2週間後。

なぜ、ちぐはぐだったかも、竹田いさみ氏は明快に解説している。
1.北朝鮮はマレーシアを武器貿易の拠点として利用(マレーシアの政治家は多額の報酬)
2.農園、炭鉱などで、多数の北朝鮮労働者を雇用(激安な賃金)

北朝鮮が武器など売ればすぐにわかりそうだが、これも隠れミノがあって、上記記事の(下)によれば、

北朝鮮Glocom社は、、、、マレーシア企業の展示ブースの一角に、特設コーナーを設けて軍事用通信機器を販売

と言うことらしい。竹田先生の話はとても分かりやすい。



しかし、北朝鮮の軍事用通信機器とは一体、、、?  ここが一番分からない。