quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

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今夏の極めつけ!!
ワールド >  脱原発に必要な抑止力とは 河東哲夫(本誌コラムニスト)8/15
原発を取り巻く「想定外」脱却に向けたリアルな視点」

かなり広い視点からまとめているので、大変面白い(原発全廃には核攻撃に報復できるような原爆融通が必要、とか)のではあるが、ただ一つ、残念な点が、、、、

核の研究・利用は人類にとって絶対必要なので、量子コンピューター開発、常温核融合技術の開発などで専門家を維持していけばいい。

文系人間が聞きかじりで記事を書くとこうなると言う典型例。前者はおそらく、量子コンピュータ→NMR→核磁気共鳴、だろうと思うが、NMRはあくまで量子コンピュータのおもちゃの実現までであって、本格的なやつ(可能であるとして)には無理。後者の常温なんとやら、は、言葉を失う。まだSTAPとか書いた方がましなくらい。



〔後記〕
ちょっと前(2014年夏)にJBPressで、伊藤乾さんが、STAP問題と常温核融合は高温超伝導と同列だとか言う記事を書いて炎上して、さらにそのいわゆる「まとめ記事」を削除するよう、まとめ記事の作者に連絡したりして、、、、と言うようなことがあった。
まあおそらく、伊藤さんは大学院時代に所属していた研究室(理研の前の理事長小林俊一先生のお弟子さんだった)で散々、高温超伝導の悪口を叩きこまれて洗脳されたンだろうな、と想像できるが。