quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

無知が招いた殺人

読売オンライン(2015年07月20日 01時18分)「鹿よけ柵の電線の端が川に、2人感電死5人けが」
静岡県西伊豆町一色で、川遊び中の家族が死亡。

続報で、産経オンライン(2015.7.20 10:48)【西伊豆感電死】
「100ボルト電源使用か 2人死亡の防獣電気柵 静岡県警が実況見分
とある。

通常、こういう、電気柵は、電撃を与えるために電圧はかなりの高圧にするものの、電流が沢山ながれて死なないように、直列に、大きな抵抗器や小容量のコンデンサを入れたり、そもそも大電流が流れにくい、小さなトランスを使うものである。実際、市販の電気柵用電源はそうなっている。

しかし、今回の事件では、おそらく、「おんなじ電気なんだから、コンセントでかまうめぇ」と、分別があってしかるべき農家のオヤジが100Vを柵に直接、つないでしまったのだ。

この案件、当然、逮捕・起訴でしかるべきと思う。