ギリシャ危機の理由

zakzak、2015.07.03、ホーム政治・社会ニュース詳細、連載：「日本」の解き方、元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一
「ギリシャ問題とドイツの責任　根本理由は通貨安の恩恵忘れた緊縮要求」

ギリシャ独自の通貨ドラクマの時代には、危機のたびにドラクマが下落して、対外借金を棒引きにすることで、ギリシャ経済はなんとかやってこれた。

しかし、共通通貨を導入した結果、

その結果、ユーロは、ドイツなどの中心国にとっては「割安」になる一方で、ギリシャのような周辺国では「割高」になってしまった。そこで、ギリシャは経済危機に陥っているというわけだ。

もちろん、メリットを享受しようとして無理矢理入って来たギリシャの自己責任は大きいのだけれど、

ドイツは自国が受けているメリットを忘れたかのように、財政支援の代わりにギリシャに緊縮財政を要求した。

ちょっと、納得。反日国ドイツのセコさを突いたところも共感。
共通通貨使用時の、その国での割安・割高感は、どうやって決まるのだろうか。独自通貨使用時と異なるのだろうか。