quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

テルトリアヌスの言葉

ロイター・オンライン(Column 2017年 08月 20日 14:57)トピックス:トップニュース(Edward Hadas、ロンドン10日ロイターBreakingviews)
コラム:経済学者の鼻を折る「法則破り」の日本

日本の経済が経済の一般論から予測不可能、と言う内容。

  1. 政治経済学者は、別の真理を唱えている。それは、軍事力強化が常に工業化の主要目標になる
    • 第2次世界大戦後、平和憲法を掲げた日本においては、「豊かになる」ことが同じくらい強い動機になった。
  2. 専門家は、富裕国においては、大規模な国際貿易には必然的に膨大な移民流入が伴うと主張
    • 日本の外国人居住者は全体のわずか1.6%であり、米国の7%、ドイツの9%を大きく下回っている。
  3. フリードマンは、マネーサプライが機械的に価格水準を決定すると提唱
    • 安倍晋三政権と日本銀行は、どんな先進国よりも積極的な財政・金融政策を推進している。
      • その政策の結果はどうかといえば、実は何も起きていない。

で、メモしたいことはそんなことではない。以下の文である:

秀吉は、それまで急速に拡大していた国内のキリシタン社会を暴力的に迫害した。秀吉は多くの日本人殉教者を生み出したが、キリスト教信仰は復活しなかった。

殉教は奇跡的に、だがほぼ機械的に改宗を促すと信じていた3世紀のキリスト教神学者テルトリアヌスと同じくらい、フリードマンも間違っていたことになる。