quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

中央線の変な女性

朝のラッシュ時、満員の中央線。どうも、おなかのあたりが痛い。隣の人が突いて来るのだ。ちらりと横を見た。何かおかしなことをしているわけではない。どうやら、コートの中に何か硬いものを忍ばせ、私の横腹に押し付けている。きっと、自分のスペースを無理矢理確保しようとしているのだろう─これではたまらない。
次の駅に到着して降車乗客が降りて一瞬すいた際に鞄を腹のあたりに持って来て防御した。今度は突かれても大丈夫。もう一度ちらっと見るとキッと睨んでいた。もちろん、両手ともつり革にしっかりつかまって痴漢にでっちあげられないようにした上でのことだ。