quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

大昔から、米国では手荷物の中身チェックはやっていた

1977年に初めて米国にホームステイ行った際、帰りの観光で、議事堂やホワイトハウスを見たりしたのだが、入場時にしっかり鞄の中身を詳細に調べられ、「さすが銃の国は違う」と感心したことがある。その際の調査はとてもソフトで「Thank you for your cooperation!」と言いながらオバサンやお姉さん風の警官かアルバイトが調べていた。鞄の中に手を突っ込んだりもしていたので、かなり念入りだった。

日本で、鞄の中身チェックなどしようものなら、新聞記事になるわけだが、それは「怪しい人」をピックアップして「オイコラ」と調べてしまうからおかしいのであって、全員平等に調べれば何の問題もない。実際、新聞ダネになってしまったことが、昭和天皇大喪の礼の前後にあったと思う。

昨今の米国空港ゲートにおけるスマホチェックもだいぶ、非難されているようだが、空港での個人PCのチェックは十数年前から行われていたのだ。セキュリティレベルが上がった今、個人情報を含む中身のチェックが行われてしかるべきで、搭乗者あるいは米国滞在者あるいは米国市民の義務として素直に応じるべきである。驚いたことに産経新聞が批判記事を書いていたので仰天してここにメモすることにした。