quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

家永三郎先生が売国奴に

wikiを見てびっくり。あの教科書裁判の良心、家永三郎先生が「売国奴」になっている。

1970年終盤頃、「(私家版)もっとも良い高校教科書」とか言う題名(よく覚えていない)の高校教科書風の本が出版されたのを記憶している。文系科目だったと思う。家永先生の教科書裁判が負けたあとだったろうか。自分は理系だったけれど、二次試験に国語があってそれが苦手だった(日本史は受験科目には選択していなかった)ので、「もっとも良い教科書 現代国語」と言うのを買った記憶がある。確かに読みやすい本であったが、その中に、韓国人の書いたエッセーや小説が二つほど埋め込まれていて「なんだろう、これ」と違和感を感じたのを覚えている。

もっとびっくりしたのは、ローゼンバーグだ。岩波新書には何と「フレームアップ」と言うタイトルがあって、はっきりと「ローゼンバーグはでっちあげの冤罪で死刑になった」と記されている。それがソ連崩壊で機密文書が公開され、ホントにスパイだったことが明らかになった。

他にもいろいろなことがどんどん、ひっくり返っている。Quadratureは数年前、『靴を頭に被った西洋人』のタイトル画が目印のブログ(タイトルを覚えていない)を読み始めて徐々に考えが変わったような気がする。よく、産経新聞朝日新聞を比較していて後者を批判していた。最初は、産経の言っていることが何かうさん臭くて仕方がなかったが、毎日見ている間に慣れてしまった。

【後記】(180522)靴を逆さに被った西洋人、ついにブログ再発見