quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

ニューヨークタイムズを超えたロイター

ロイター電、と言えば、一昔前の地方紙では国際ニュースの半分以上を占めていたものだけれど、この一年くらい、ニューヨークタイムズを超える活躍ぶりである。
難民をもっと受け入れるように、と難民で無い人たち(経済難民?)の話を列挙し、彼らを受けれいれれば十年後には大いに経済活動に寄与する、とまくしたてている。いや、無理やり連れてこられた、と訴えるのが関の山だろう。
ドイツの失敗に対しては温かい目で見守り、デンマークの難民追いはぎ(=ナチより凶悪)も是認し、日本だけを非難している。最近は、さらに、テキサス親爺の悪口まで書きまくっている。

こういう、主張のはっきりしたあからさまな記事は、それが好きな人には大いに受け入れられるのだろうけれど、媒体としての信用をどんどん減らしていることは確かである。日本人の現状でのマスコミ信用度は世界的にみて異常に高く、中国並み、と言うことであるから、それが落ちて行く分にはまさにグローバル化を体現しているわけであり、大いに結構、と言うことではないか?