quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

刑場公開

東京拘置所の刑場公開が21人の記者に対して行われた。各紙一斉に多くの記事と写真を出すが、新聞によって記事の量に格差が見られた。産経がルポ・視点など、非常に多い。読売新聞によれば「戦後65年間に、絞首刑を受けた死刑囚は660人余」だそうだが、仮釈放の無い終身刑(または実質的な方法として、死刑執行を行わなくする)に切り替えたとしたら、収容人数は増えるのだろうか減るのだろうか、、、。年代によって死刑執行人数はかなり変動しているので難しいが、もし、仮釈放の無い終身刑が立法・施行されたら、死刑よりも非常に「軽く」判決が出されるだろうと思われる。とすると、どんどん増えて行ってあっという間に千人、二千人を超えるのだろうなぁ、、。そしていつか未来には収容所の人口密度が高くなってしまい、どこぞの国か、あるいは映画の一場面のように死刑囚収容所で暴動が起きるに違いない。
それはともかく、写真とか写実的な説明記事とかを見ていると、夢に出てきそうで非常に怖い、、、。何だか、気分まで悪くなってきた。