quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

サラ金業者から流出した顧客リストで詐欺被害

メモ、読売オンライン、毎日オンライン(2/22版)、サラ金業者の個人情報を業務委託先の社員の方が15万人分をコピー、「闇の職業安定所」サイトを経由して3858人分を売却(22.5万円)、49人分のクレジットカードが被害。インターネットサイトで総額約670万円分家電製品購入、買取業者に売却。流れは以下の通り。
ジャックス→[ダイレクトメール作成依頼]→大日本印刷→[発送用のプログラム作成委託]→練馬区内のシステム開発会社→横山博文さん(45)→[14都道府県の15万人分のカード番号、有効期限、名前、住所を自分の記録媒体(MO三枚)にコピー、持ち出し、詐欺グループに売却]→詐欺グループ(三人、起訴済)→[インターネットサイトで670万円分の家電を購入、買取業者に売却]→買取業者
ジャックスが670万円分は補償したらしい。被害者との接点が「お金の業者」であるから、こういう詐欺事件にも対応が手馴れており、あっさり補償もしてくれたんだと思う。もし、原点が、お金に絡んでいない会社、あるいは、大学とかだったらきっちり補償してくれるんだろうか。「こちらに責任はないから、業務委託先を訴えろ」とか言い出さないんだろうか。