quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

日本への積出港

産経新聞(2/6オンライン)より、覚せい剤の積み出し港(2006年)について。

  • 粉末覚せい剤[125kg]─中国(32.3%)、香港(21.6%)、カナダ(19.0%)、マレーシア(8.0%)
  • 大麻樹脂[96.7kg]─パキスタン(31.0%)、インド(12.0%)、中国(10.2%)
  • 乾燥大麻[225.8kg]─南ア(10.5%)、フランス(7.2%)、オランダ(6.9%)、スワジランド(5.4%)

覚せい剤は昨年までは原材料の3〜4倍の流入があった。これは北朝鮮経由によるもので、警察庁によれば「日本はそれだけ北朝鮮を財政的に支えていた」ことになる。アヘン戦争の故事に倣って見ても、積み出し国たることは日本に対する敵対行為と見るべきだ。但し、同誌が伝えるように、「価格が高騰すればするほど犯罪組織にとってはおいしい仕事」になってしまう。合法化に踏み切らざるを得なくなったオランダなどの二の舞にならないようにしたいものだが、、、。