朝日新聞らしい文章
新聞の編集委員はその新聞らしい文体で文章を書く。高橋順子編集委員も朝日らしい文章を書く。
と言う記事である。これはちょっと手が込んでいて、
つるべ落としの秋の暮れ、千葉邦彦さん(66)は神奈川県で所用を終えて、、
と、一般の方の投稿を元に記事にしているらしい。まず、投稿者の千葉さん(66)に、
座間というのはここか
と、ごく最近あった大量殺人事件の回想から話し始めさせる。そして、偶然、人身事故のために止まった車内で聞こえてきた女子高生の会話
「死ぬ時間考えてほしいよ。この時間は死ぬ時間じゃねえだろ。2時ぐらいに死ねよ」
「そうだよね〜」
から、こんどは突然、政治が悪い、に持って行かせるのだ。これはもはや芸術である。
朝日新聞の論説のキーワード「ところで」は有名な話で、以前、「今日は天気が良い。ところで自民党は悪い」みたいなギャグが連発されたこともあるが未だにやっておられる人がいたとは。