quadratureのシニカル日記

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ニューズウィーク日本版オンライン、2017年11月15日(水)
HOME>コラム>ベストセラーからアメリカを読む>「アメリカで黒人の子供たちがたたき込まれる警官への接し方」渡辺由佳里

黒人に対する警察の銃の扱いが白人に対するそれとあまりに違う、と言う話を小説「The Hate U Give」を題材に説明している。
バックライトが消えていたため、車を停止させられたカリルが警官に「僕がいったい何をしたんだ?」と反論してしまったために銃殺される話。
これだけ聞くと、米国での警察の黒人への対応がひどい話に聞こえるが、いったい、殺された黒人が英語で何と言ったのか全く記していない。もし、日本語で「てめえ、俺が一体何したってんだ、言って見ろ!」と言ったのなら印象が相当変わるはずだ。(冷泉さんのコラム)。

そして警官側の殉職率も渡辺さんのコラムには書かれていない。