（毎日新聞）辺真一さんの母校、東京都立第一朝鮮人小学校

「コリア・レポート」編集長・辺真一さんの談話（毎日新聞2017年4月12日　東京夕刊）
私だけの東京・２０２０に語り継ぐ、「コリア・レポート」編集長・辺真一さん　忘れられない納豆売り

おやじは韓国の南、済州（チェジュ）島は西帰浦（ソギポ）の生まれです。出稼ぎのため大阪に渡り、そこで同じく済州島からやってきた母と
：（中略）
通っていたのは東京都立第一朝鮮人小学校です。校長先生は日本人、先生は日本人と朝鮮人が半々。児童には密航者も多かった。

すごい、毎日新聞！　1955年まで実在した、都立朝鮮人学校をさりげなく書いている。

検索するといくつかの資料が出て来る、、、、

都立朝鮮人学校は、1949 年の朝鮮人教育施設閉鎖後、東京都教育委員会が朝連学校であった 15 校（小学校 14 校、中学校１校、高等学校１校）を都立学校に改編し、1955 年 3 月まで運営された。
：中略
都立朝鮮人学校が廃止された 1955 年は、在日本朝鮮人総連合会（以下、朝鮮総連）が結成された年でもある。

1949年10月19日、アメリカ占領軍総司領部GHQの命令で日本政府は私たちの学校に「全国朝鮮人学校閉鎖令」を下した。

この後、一旦、都立になり、1955年まで続き、最終的に各種学校になったらしいのだが、この経緯が不明である。どうして東京都が学校を開設したのかはわからなかった。