quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

そういう規準で見ればそうなる、、、

ニューズウィーク日本版、オンライン、日本に関する記事は非常におかしい。グローバルな見方とも思えない。以下は最近読んだ記事で違和感を感じたもの。こんなにあるのだ:

1.二重国籍問題
某政治家で問題視されたのは、彼女が嘘つきだったのと、選挙結果次第では首相になる立場だったからなのだが、、、
問題が発覚した直後に北朝鮮籍の映画監督に記事を執筆させ、一般人の二重国籍を認めよと言わせている。

2.ブラジル出稼ぎ人の帰国支援問題
景気低迷時に仕事を失ったブラジル人に対し、帰国旅費を支援して本国に返したことから、日本は外人に優しくない国だそうだ。タリア・ラルフ「外国人に優しくない国ワースト5」(2012.6.26)

3.女性の社会進出評価が低いことについて
中東で社会進出している女性と比べて日本の状況はひどいひどいと嘆いている。日本の問題は、女性が出たがらない、ことなのだが。
ほんとにまじめにそう思っているのか、この人(著者)、頭、大丈夫かという気にさえなる。

4.下流老人は米国より日本の方が不幸
米国ではセイフティネットが充実しているのだそうだ。もはや開いた口が塞がらない。筆者は無年金の老人に生活保護を取らせる仕事をしている。

5.仕事の能率(生産性)が教育水準に比べて低いことについて
コンビニとか、JRの社内清掃とか、顧客優先の概念が欧米にはないことを無視している。北欧の個人商店には二時間の昼休みがある。そりゃ、生産性が上がるわけだ。真のワンオペなのだから。