quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

残念な産経新聞って、残念なのは文科省だった、すまん。

島とか、餃子とか、新幹線とか、まるでよその国の利益を代表するような今の政府に敢然と立ち向かうサンケイのポリシーは気に入って(=洗脳されて)いるのだが、またまた残念な記事を見つけてしまった、サンケイさん。2011.10.29 19:54[westナビ]のタイトル「阪大ずさんな管理体制、チェック機能せず 元教授不正経理」の記事。その中で、森本元教授に対する文科省幹部のコメントが、

元教授の場合は私的流用を見越した確信犯。不正を防げるかどうかは結局、研究者の良心にかかっている

って、『確信犯』という単語の用法が違うじゃないか!!!これでは、森本教授が私的流用によってまるで日本の社会が良くなると信じていたような、、、。産経の記者も落ちたものだ、と一瞬思ったが、落ち着いて読み直すと、そう発言したのは文科省の役人である。
残念なのは、産経新聞記者ではなくて、文科省の役人かぁ、、、、。スマソ、産経新聞文科省がこれでは、大学教授がDQNになるのは無理はない、とほほ。