quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

新しいお友達、アレクシス・ダデンさん

(JBPress)「保守派」ではなかった安倍氏、「異端国家」日本を正す改革の人だった
若手時代から国際情勢に強い関心、バイデン政権も踏襲する安倍氏のビジョン 2022.8.14(日)日本戦略研究フォーラム
jbpress.ismedia.jp

安倍晋三を日本刀でぶった切ってやる」なんて暴言を吐いた大学教授*1もいました。しかしそんな暴言を吐いても相手が安倍さんであれば、世間一般は何の制裁も非難もしない。
 
特定秘密保護法案に対して、「これはもう国家の検閲だ、秘密を全部抑えてしまうんだ、表現の自由まで全部、抑圧するのだ。だから映画が作れなくなるぞ」と繰り返し叫んでいた映画監督たちがいたのです。
 
平和安全法案も、反対側は戦争法案だと断じて、徴兵制が始まるとまで宣伝していました。
 
2000年の東京の九段会館で開かれた国際会議、「女性の国際戦犯の模擬裁判」をめぐる騒ぎでした。
 これは日本の戦争犯罪なるものを裁く、その責任者の罪を追及していくという女性主体の国際模擬裁判でした。役割を決めて判決を下すわけです。その結果、慰安婦問題は日本政府の犯罪行為であり、謝罪も賠償もしていないと断じて、主犯は昭和天皇だという結論を出しました。
これにはいろんな国の人たちがきて、これをNHK朝日新聞が非常に深い介入の仕方をして番組を作って流しました。
慰安婦問題では朝日新聞の大誤報が、まだ日本国内でも、国際的にも誤報、虚報だとわかっていない時期の出来事です。
 
この時は慰安婦問題で日本を徹底して叩こうとしていたアメリカ側のごく一部の学者による誹謗でした。その筆頭はコネチカット大学の教授のアレクシス・ダデン*2という女性でした。安倍氏を公開の場でthugと罵ったのもこのダデン氏でした。
 
彼女は後に、韓国の学術団体から安倍首相の批判をしたことを実績とされて、なんとか平和賞っていうのをもらっている人物です。韓国と非常に近い政治活動家のような人物なのです。

マスコミの多くは「北朝鮮当局による日本人拉致事件」というと真正面から否定に回っていたのです。北朝鮮に対してそんな無実の罪となるような非難をするのはとんでもない、朝鮮民族の蔑視だとか偏見だ──という反応が強かったのです。
 
 慰安婦に関しても吉田清治という人物が、済州島で日本の官憲が強制的、組織的に地元の女性を大量に捕まえる人間狩りをしていたと証言し、本まで出しました。しかしこれが全部嘘だったと後に判明しました。嘘だという事が分かる長い年月、従軍慰安婦という20万人の女性の性奴隷がいた。それら女性は日本の政府あるいは軍が、政策として組織的にそのへんの町や村にいる若い女性たちを強制的に連行した結果だった、という主張が横行していました。つまり日本軍による組織的な強制連行という誤解が、アメリカでも定着していたのです。

 安倍さんはその誤解に基づいての攻撃の最大の標的になっていました。安倍さんが強制連行はなかったのだ、と述べると、「安倍晋三従軍慰安婦の存在自体を否定している」という虚構の報道がされていました。ニューヨーク・タイムズがそんな糾弾の急先鋒でした。日系のカナダ人のオオニシ*3という人物が同紙の東京支局長で、そういう安倍叩きをずっと書いていた。

 安倍氏の英語はかなり上手です。流暢ではないけれども自分で英語で話す時は事前に十二分の準備をして、本当に一生懸命に話します。普通の英米のネイティブの人たちによく通じる英語です。

 

*1:山口二郎

*2:Alexis Bray Dudden

*3:大西哲光