盤山寮について その3(新潟市報、他)
新潟市の公開資料にいくつか記載がある。高度成長時代に入ったのを反映し、文面も明るく「どんどん良くなって行く」ようすが見て取れる。今の時代の人が見たらちょっと失礼な言い方で、パヨクが騒ぐ火種になりそうだ。
- 169_1.pdf(市報新潟S.42.4.20)
- 「改良住宅を建設」盤山寮など69戸
- さる三月山ノ下中学校グラウンドわきに鉄筋コンクリート四階建のアパートが完成し、盤山寮(98世帯)から24世帯が引っ越しました。
- これは住みよい街づくりの一環としてスラム化を解消しようと市で37年から進めている改良住宅建設事業の41年度分として完成したものです
- 同事業の目的は住宅の老朽化が激しく教育や健康面などの生活環境が悪化してゆく前に新しい住宅に建て替えて防止することにあります
- 最初に着手された臨界荘(市営共同住宅96世帯)も明るくりっぱになっています。
- ある入居者は「新しい住宅に入って一番喜んだのは子供です。近所の友だちを連れて来てはしゃいでいます。
- 部屋も6畳、4畳半、それにダイニングキッチンがあり広々としています。これからは晴れ晴れした気持ちで生活できる」
- S42年度は総工費9030万円を投じて、盤山寮と松島町共同住宅を行います(ママ)
- なお、盤山寮はS44年までに全部新しい住宅に建て替わることになっています(市住宅課)。
- 「改良住宅を建設」盤山寮など69戸
- 39_koueijyutaku.pdf(公営住宅の施設カルテH25)
- 桃山町第1住宅、開設S38.4.1、桃山町1-110-1、地上5階
- 桃山A~Dは旧捕虜収容所を臨界荘として引揚者住宅に利用。桃山Eは他門地区の改良住宅第1号として建設。
- 秋葉通住宅、開設S42.4.1
- 秋葉A~Dは旧被服廠(ひふくしょう)跡を盤山寮として引揚者住宅に利用。
- 桃山町第1住宅、開設S38.4.1、桃山町1-110-1、地上5階