quadratureのシニカル日記

イヤなことは壺の中に

カネカを非難するのは下層国民?

化学メーカー「カネカ」の「育休明けの転勤内示」でいろいろ炎上しているようであるが、

まず、Quadratureの頭の中に思い描かれたイメージは、2Kの安アパートで、上の子をおぶって後れ毛が垂れている妻の脇で茫然とちゃぶ台に向かっている夫。

これが事実なら大いに炎上して結構だと思う。

しかし、これはおそらく違うだろう。夫は、総合職の高給取りで、将来の幹部職を約束されたエリートである、Qudratureとは比較にならない上級国民なのである。だから、地方転勤は、昇進とセットの重要人事であろう。
昇進がらみなのであるから、地方転勤の内示に関して、「おーい、山田君、君、来季、網走行ってくれるかな?無理なら鈴木君に頼むけど」なんてことには絶対ならない。
将来の昇進を見越しての転勤なのだ。審議は良い意味で厳密に内密に進められ結果が公示される。


しかし、また、しかしである。それが通用したのは、もはや昭和の時代なのだなあ、、、。今や、「相談してくれなきゃいや~、奥さんも一緒じゃなきゃいや~、子供が小さいうちはいや~」、これが普通なんだよな。大会社ならわかれよ。