Fair GameとEnemy of the State

産経オンラインに、元CIA工作員のバレリー・ウィルソンが反トランプのクラウドファンディングを始めて一週間で7000ドル集めたと報じている。何だか、有田ヨシフさんとか山本太郎さんとか佐久間りかさんとか並に気が狂ったとしか思えない、バレリー・ウィルソンさん。
それはそうとして、CIA工作員としてイラク疑惑をリークした結果、CIAと政府の対立を招き、今度は逆に工作員の立場をリークされたバレリー（旧姓プレイム）さん、の活躍（？）が映画化されたのは2010年。
それより十年以上前の映画が、Enemy of the State（邦題エネミー・オブ・アメリカ）である。Quadratureは確かこれを欧州行きの航空機内で見た。こちらは暗殺現場を偶然撮影した証拠フィルムをめぐる活劇であるが、政府高官（NSA）に睨まれるとどうなるか、と言う意味で両者はとても似ている。映画が十年たってホントのこととして起きてしまう米国はさすがとしか言いようがない。

いや、それよりもバレリーさん、何でおかしくなっちゃったンだろう？回顧録の印税、使い切ったとか？